明神岳 東陵

 4月26~27日 テン泊で明神岳へ

 本格的なアルパインクライミング初挑戦!

 参加人員3名の予定が急遽2名になり

 ドタバタしましたが、

 26日朝、堀金役場で待ち合わせ

 上高地へ・・・ここへは前穂高に登った時以来、久しぶりです。

 駐車場でタクシーへの相乗りの方を探しましたが、なかなか居られず

 やっと明石からの観光客さん1名と相乗りで上高地バスターミナルへ

 霞んでいましたが晴れてます

 
 取りあえず明神館目指し出発です

 こちらを歩くのは初めてです・・・

 明神館から橋を渡り、養魚所を曲がり

 宮川のコルを横断、残雪期の落石は音がしません

 静かに歩いていると落石音がします

 これが思った以上にします (笑)  その中の石が雪の上を走り・・・


 本日の宿泊地は『ひょうたん池』です

 実際はラクダのコルまで行ければ翌日余裕が出来るみたいですが

 前に3パーティ10人が一箇所の取付きで渋滞している為に

 ひょうたん池を予定どうり幕営地としました

 冬のテン泊は初めてでしたので寒くて眠れない?

 雪をブロック状に切り積み上げ風のガードを行いながら平坦にして行きます

 この日は暖かく雪腐れが起こり、ブロックになりません

 テントを設営したら、水作りです

 一人あたり約2L必要みたいです、これがなかなか時間掛かります。

 夕飯は赤飯と麻婆雨春です・・・これが美味しい (空腹ですから)

 同行者の豊田さんと話をしすぎて8時就寝でした・・・遅!


 翌朝3:30起床

 テントを片付け、準備を進めます


 明神岳 東陵


    出発です。


 直ぐ、昨日渋滞していた場所に到着

 確かに冷静に見るといやらし感じがしますが、雪が締まっている為に

 なんとなく登ってしまいます

 この様ないやらしい雪付きで3箇所程時間が掛かり

 締まっていた雪も徐々に腐りだします


 
 ラクダのコルに到着

 2箇所のテント跡があります・・・

 ここまで3時間、昨日登ってくればテント場の確保には苦労したのでは

 また、日が沈む頃になっていたかもしれません

 自分の経験不足が歩行時間を遅くしています


 核心部バットレス前に・・・

 豊田さんが先行でロープを張って頂き

 いいよ~の合図

 右回りに回り込みながら登って行きます

 アイゼンの前爪をうまく使えない為に

 なかなか登れません

 お助けロープを離すと登れない・・・

 苦しい声が出てしまいます

 悶絶、奮闘の末バットレスを通過


 後から来た4名はスイスイと登ってしまいます

 情けない気持ちより、感心しかありません



 腐れ雪の急坂をのぼり

 山頂に立ちました



    明神岳 東陵





   明神岳 東陵





   明神岳 東陵




  12:30頃到着


 下りでトラバース箇所が2箇所ありましたが

 幸いそこは雪の状態が良く無事通過出来ました

 奥明神沢のコルに降りる為

 30mの懸垂下降です

 この経験が少ないので大変多くの時間が掛かり

 コルに降りた時は3時になってしまい

 帰りの時間が怪しくなりました。


 
 奥明神沢を下り、岳沢到着

 帰る準備を整え

 下ります


 バスターミナル到着19:20分

 釜トンネルのゲートは当然閉まってます

 岳沢でタクシーを手配出来ていたので

 釜トンネルまで運んでいただき

 釜トンネルからは田中会長に来ていただき

 大変ご迷惑をお掛けしました。



 初のバリエーションルートは

 ほろ苦デビューで、今の自分の弱点を全て露呈したと思います

 今シーズンはほぼ終了でしょうから、いろんな練習に取り組まねば





 


 

 

 


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2014年05月13日 Posted bysato at 17:42 │Comments(0)山ネタ

 
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